聖天とは、正しくは大聖歓喜天といい、人身象頭にして男天・女天の合体仏です。インドにおいては智慧の神として、日本においては夫婦和合・商売繁昌・家内安全・身体健全を司ります。
護摩とは、供物を祭壇の炉の中に投げ入れると火となって天に登り、天の諸神の口に達し、諸神はそれに答え、共に焚かれた願い事を叶えてくれます。
聖天護摩供養は、大聖歓喜天に護摩を捧げることにより夫婦和合・商売繁盛・家内安全・身体健全等の諸祈願成就を祈ります。
初聖天護摩供はこのうち、年初に行われる護摩供のことです。
人は皆、その年々の星(本命星)をうけて生まれてくるといわれています。 星祭とは、古来より伝わる真言密教の秘法により、一年毎に廻るその年の吉凶を左右するその年の当たり星(当年星)及び本命星をおまつりして、星回りの悪い年は悪事災難を免れるよう、善い年はより一層善くなるよう護摩の炎により浄化し、一年中無病息災で過ごす為、節分に行われる護摩祈祷です。祈願者には御札が授与されます。
大般若転読法要が行われます。
大般若経六百巻を毎年三十巻づつ転読し、数年にて完読します。各巻の表題と数行のみを読誦し、後は折本をさらさらと開き、その風により所願成就するとの信仰に基づく、古より伝わる法要です。
当寺の本尊である山口県指定文化財の地蔵菩薩座像に祈願します。
年に一日のみご開帳しますので是非お参りください。
弘法大師空海により行われた秘伝の修法で、土用の丑の日に行われます。
病気・災難等々を紙に記し、きゅうりに封じ込みます。その後、このきゅうりを加持、祈念し、翌日夜明け前に土に埋めます。
埋めたきゅうりが腐ることによって、封じ込んだ病気・災難も一緒に消滅するという信仰に基づきます。
皆様のご先祖を供養するとともに、無縁仏や水子の霊など、 あらゆる霊をお寺で供養します。
理趣三昧法要が行われます。
千手観音菩薩を本尊として、理趣経の儀軌に基づき滅罪・息災・敬愛(家内安全、所願成就)を祈願します。
理趣経は真言密教における根本経典であり、日々読誦されています。
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